2024/10/19 11:46
今朝の札幌は雨模様ですが、最近は冬の訪れを予感させる「雪虫」をちらほら見かけます。
気候変動による様々な変化を身近に感じるようになって来ました。チーズにもとても関係があって、一例ですが酷暑では動物もバテてしまってミルクの搾乳量も減るので、乳価も上がりますし、同じ乳量を使っても成分が薄かったりするので、クオリティを保つにはより多くの乳量が必要になり、ますますコストもかかりますし、酪農家さんにとっても、私たちにとっても頭の痛い話です。
ふわふわした白い綿毛状のものをまとった雪虫を見られなくなるなんてこともあるかもなぁと考えると、ちょっぴりしみじみしてしまいます。
さて、〝ふわふわ〟つながりで、今回は白い綿毛のような白カビに覆われたチーズのご紹介。
『プティ・デリス・デ・クレミエ』
フランス ブルゴーニュで作られています。柔らかい薄皮に覆われ、中はとっても柔らかく、まるでアイスクリームのようになめらかな口当たりで、クリーミーな余韻が後引くおいしさです。上品な塩味とほんのりある酸味とのバランスが良く、リッチな味わいです。
辛口の白ワインやシャンパンと相性がよく、少し酸味があってジューシーな旬のフルーツと合わせたり、ハチミツやジャムなんか添えて食べるのもオススメです♪
写真は、チーズ1個まるまる使って、イチゴで飾りつけしたもの。スウェーデン産のハチミツも添えて食べました。めちゃくちゃおいしかったです!
店頭ではカットしたものも販売してますので、ぜひ一度、お試しください☆